車売却書類ガイド

車検証を再発行にチャレンジしよう

“車の売却の際には、必ず車検証が必要です。ですが、紛失や盗難、もしくは著しく破損した場合は再発行が可能です。早めに手続きをしましょう。手続きをする場所は、該当車両が登録してある陸運支局(軽自動車の場合は軽自動車協会)です。まずは必要な書類を揃えましょう。車検証の再発行をおこなう権利があるものはその車の使用者です。”

売却の場合とは違い使用者権利なので、たとえ名義がまだディーラーや信販会社になっている状態でも、使用者欄が自分名義になっていればOKです。販売店などの業者や知人に頼む場合はまず第一に委任状が必要です。破損などで車体番号や登録番号が確認できる車検証を返納できる場合を除き、紛失や盗難の場合は警察に届けをしたうえで、使用人名義の署名捺印がある理由書の提出も必要です(このとき警察の受理番号が必要です。かならず控えてください)。この3つを用意すれば、業者のほうで手続きをしてくれるはずです。
自分で手続きをする(もしくは知人に頼む)場合はこのほかにも手数料納付書と申請書のOCR、申請に行く人の身分証明書が必要となります。手数料納付書は陸運支局に置いてあります。申請書であるOCRは買うことになりますが、一枚は数十円です。様式は「第三号様式」となりますが、確認の意味も込めて「車検証の再発行をしたいので」と言って購入しましょう。この時一緒に自動車検査登録印紙を300円分購入すると後の面倒がありません。これは再発行にかかる手数料で、印紙の形で手数料納付書に添付して納付します。知人にお願いするときも忘れずに伝えましょう。使用者本人が手続きに行く場合は盗難や紛失であっても、理由書は必要ありません。
OCRに記入します。まず必要書類が用意できましたら、記入をしましょう。陸運支局のそばには代理で書類を作成してくれる行政書士事務所が軒を連ねています。再発行手続きでしたら数千円で必要な書類を制作してくれます。しかし、この書類、決して難しいものではありません。記入する欄はナンバーの番号、車体番号(車検証がなくて車体番号が不明な場合は、ボンネットをあけると車体番号が刻印されています。そのほかにも車庫証明の申請書類などがあれば、それにも記載されています)、自分の住所氏名、申請の理由(紛失のため、や破損のためで可)だけです。あとは認印を押してだすだけ。もしわからなければ係員に尋ねると(もちろん無料で)教えてくれます。自分で書類を製作するのならば、経費はOCR代と再発行手数料だけのみですのでワンコイン、500円程度で終了します。ぜひチャレンジしてみてください。