車売却書類ガイド

必要書類の最終チェック

“これまで車の売却に必要な書類に関していろいろ述べさせてもらってきました。では買主に書類を渡す前に最終チェックしましょう。まずは車検証です。車検証の名義人はあなたになっていますか? ディーラーや信販会社ならば先方からの譲渡証や委任状はいただいていますか?もしくは所有権解除手続きを完了させていますか?用意した印鑑証明と車検証を比べてみましょう。”

住所氏名は一緒ですか?もし相違がある場合は補助の資料が必要となります。住所の場合は転居が一回までならば住民票に前住所の記載があるので確認が可能です。複数回転居していて住民票ではつながりがとれない場合は住民票の除票を取得し、現住所と車検証の住所をつなげる必要があります。
同一市町村内で転居を繰り返している場合はひとつの窓口で手続きをとることができますが、市町村が違う場合は以前住んでいた市町村での手続きが必要となります。あらかじめ注意しておいてください。婚姻などの氏名が変更になっている場合は戸籍謄本が必要です。印鑑証明、住民票(除票を含む)、戸籍謄本はともに有効期限があり、発行から3か月以内です。残り猶予期限が一か月をすぎているものは受け付けてもらえないこともあります。有効期限には気を付けましょう。委任状や譲渡証に署名捺印はしましたか。ここには車検証上の住所氏名ではなく、印鑑証明上の住所氏名を記載します。業者によっては誤謬をさけるために白紙の状態で押印だけをさせることがあります。
そのようなときも、できるだけ登録ナンバー(もしくは車体番号)だけでも目の前で記入してもらい、使用できる範囲を限定しましょう。自賠責証書、リサイクル券、納税証明書は用意できていますか?そのほか直接車の売却に必要な書類ではないですが、車や付属のナビ、オーディオの説明書やリモコンなどの備品もそろっているでしょうか。いままでおこなってきた整備簿や修理記録なども大事な要素となってきます。全部わかり易いところにひとまとめにしておきましょう。